2022年8月8日

　長年インドネシア法律に経験豊富の西村あさひ法律事務所、宇野弁護士、吉本弁護士のご協力を得て、「インドネシアの頻出法務リスク」という題で、8月5日（金）にウェビナーを開催しました。入門編として、社内不正、贈賄、裁判手続き、倒産、警察対応とトピックを5つに分けて、ケーススタディを交えてご説明をいただきました。

　質疑応答で、イミグレの立入り捜査でパスポートを要求される場合に拒否することは可能かどうかの質問に対して、宇野弁護士から、イミグレ側は法律的にパスポートを回収する権限はありますが、できるだけ弁護士に電話するや後ほど弁護士と一緒に当局に行くなど時間を稼いで交渉した方が良いと、アドバイスをいただきました。

　「裁判の実情が聞けてよかったです。」、「実際の事例紹介を交えた臨場感がある生きた助言がとても良かった。」などと参加者から高評でした。