7月29日（火）ASEAN日本人商工会議所連合会（FJCCIA）とジェトロはASEAN本部内ホールにてASEAN日本政府代表部の中條次席公使の参加を得て、カオ・キムホンASEAN事務総長と第17回目の対話を開催しました。日本側からはASEAN各国日本商工会議所の会頭・事務局長、そしてMETI、ERIA、AMEICC代表者の参加もいただきました。

対話の冒頭、若林FJCCIA議長（ベトナム日本商工会議所（JCCIVN）会頭）より開会挨拶を頂きました。若林議長はジャカルタのASEAN事務局に、各国の日本人商工会議所の代表が集まり、閣下と直接議論をできる機会を得られたことについて心からの感謝を申し述べました。続いて、カオASEAN事務総長、片岡JETRO副理事長、中條ASEAN日本政府代表部次席公使、そして羽田METIアジア大洋州課長からの挨拶も頂きました。

その後、FJCCIAは笠井JJC理事長含め、各国日本商工会議所の会頭より発言をいただき、ASEAN事務総長へ継続提言・要望を行いました。カオ事務総長からは多くの論点についてご自身の言葉でご回答をいただきましたが、特に、日系企業の人材育成などの取り組みを高く評価いただくとともに、今後も日系企業と協力してASEANの課題解決にともに取り組みたいとの発言がありました。最後に若林議長より閉会挨拶を頂きました。

JJCは今後もFJCCIAの一員として、日系企業の事業継続や雇用創出、人材育成や技術開発などを通じて、ASEANの経済、そして市民、政府が目指す将来的な発展と繁栄に貢献していきたいと考えていきます。

（写真：ASEAN事務局）