2025年11月6日(木)、ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)商社グループ主催によるセミナー「グローバル環境の変化へのASEANの対応と日本にとっての機会~地経学的リスクをビジネスに生かす~」が、JJC事務局会議室(Wisma Keiai 16階)およびオンラインのハイブリッド形式で開催されました。
今回もJJC法人会員企業すべてにご案内し、当日は対面およびオンラインを合わせて約140名が参加し、盛況のうちに終了しました。

冒頭では、JJC笠井理事長・商社グループ代表理事より開会のご挨拶があり、続いて講師としてお招きしたASEAN日本政府代表部 紀谷昌彦大使より約1時間にわたりご講演頂きました。
まずASEANの誕生から現在までを振り返り、ASEANは多様性とコンセンサスを重視し、拡大と深化を続けている地域協力体であること、また日本企業のASEANでの長年の貢献が信頼の基盤となっており、現在の激動する世界情勢の中でこの信頼を活かすことが重要であるとのご説明を頂きました。
10月末にマレーシアで開催されたASEAN関連首脳会議については、包摂性と持続可能性をテーマにした活動、最新の政策動向、特にASEANの経済統合やデジタル経済枠組み協定(DEFA)、ASEANパワーグリッドの推進状況についてご報告いただきました。
一方、日本とASEANの関係については、その歴史的関係、戦後の信頼構築の経緯と福田ドクトリンの重要性を説明いただいた上で、今後のASEANとの協力分野として、デジタルAI、脱炭素エネルギー、経済競争力強化が挙げられるとのことでした。
これからの日ASEAN については、経済協力とエネルギー政策の新しい枠組みを含むASEANのデジタル変革イニシアチブといった新たな取り組みが進行する中、地域内でのデジタル革新と競争力の促進における日本の役割が期待されている、とのことでした。
参加企業の皆様にとっては、ASEAN関連情報および日アセアン状況のアップデートの良い機会となりました。
