2024年2月29日（木）にJJC建設・不動産グループがグループ活動の一環として、公共事業省のご協力のもとで大林組、WIJAYA KARYA、JAYA KONSTRUKSI、JFEエンジニアリング 共同企業体が施工するジャカルタ下水道ZONE1の現場見学会を開催しました。

当日はプロジェクト所長の日野雅夫氏（大林組所属）よりプロジェクトの概要に関するプレゼンの他、実際の現場を見学しながら工事進捗状況について説明をいただきました。

本プロジェクトはインドネシア公共事業・国民住宅省居住総局が日本国政府の円借款で実行している事業であり、ジャカルタ特別州中心部に位置する処理区第1区において下水処理施設の建設及び下水管渠の整備等を実施して2027年10月に完了する予定です。

JJC建設・不動産グループからは20名ほどの会員が参加し、JICAからも郡川下水道処理管理の専門家、JICAインドネシア事務所の中根氏にご参加をいただきました。

参加者からも大変有意義な見学会との感想がありました。

ジャカルタジャパンクラブ（上田裕之理事長）は11月3日（金）、公共事業・国民住宅省（PUPR）のバスキ・ハディムルジョノ大臣より表彰を受けました。
受賞のカテゴリとしては「外国建設企業における労働者の適切な管理」となっており、建設関係の日系会員企業による法令遵守への意識と行動が高く評価された結果、JJCが代表して表彰されたものと受け止めております。
JJCとしては、今後も会員企業がインドネシア法令を遵守した上で、当地の社会経済に貢献しながらビジネス活動を拡大していけるようサポートしてまいります。

Basuki大臣と受賞者との集合写真

Rachman Arief建設指導総局長より賞状を受け取る上田理事長（写真右）

JJC建設・不動産グループは8月25日（金）、10月27日（金）にセミナーを二回開催しました。

第一回は「建設ライセンスに関する法令のポイント並びに新首都ヌサンタラの現状」に関するセミナーであり、56名の会員企業にご参加いただきました。第二回には「新許認可における建設会社の義務と関連事業に関する注意点」、「新首都ヌサンタラの現状」、「脱炭素関連の取り組みについて」がテーマになり、54名が参加しました。

建設ライセンス及び新許認可のテーマの講演者としてはPT. Fuji Staff Indonesia社長　加來 文子 様 に説明いただきました。

新首都ヌサンタラの現状についてはNippon Koei Co., Ltd Jakarta Office所長　坂下 智慎 様よりアップデートの情報を共有いただきました。

最後にJETROジャカルタ事務所 次長　松田 明恭様より脱炭素関連の取り組みに関する情報を共有いただきました。

本セミナーの開催によりJJC建設・不動産グループの会員企業による法令に関する基礎知識の再確認いただけることと各社への最新情報が提供されることが期待されました。