JJC法人部会の活動をご紹介します。
JJC菊地原理事長は8月1日(木)に経済調整府Edi国際協力調整次官との面談を行いました。当日は日本国大使館の花輪参事官と小倉事務局長が同席し、先方側からはBobbyアジア経済協力担当官、Suyoto東アジア・中部アジア経済協力調整担当官の出席をいただきました。
冒頭では、菊地原理事長より今年度の活動方針、および脱炭素、人材育成などでの日本の貢献に関する説明を行いました。その後、Edi次官と新エネルギーや再生可能エネルギーへの移行プロセス、電気自動車(EV)の開発状況並びに今後の自動車産業・日常生活に対する影響等について意見交換が行われました。また、Edi次官は日本の電子機器や製品の競争力が中国の低コスト製品と比較して懸念されており、日本企業が技術優位性を維持し、価格の低下を回避する方法を見つける必要があるとのコメントをいただきました。更に、Edi次官は人材育成・国内産業に関心を持ち、インドネシアの産業の発展のためにはインドネシアの労働者が日本或いは日系企業での実習またはトレーニングプログラムに参加し、強力なビジネス倫理と技術スキル及びベストプラクティスを学ぶことが重要だとの考えを表現しました。
最後に日本とインドネシアの関連ステークホルダーとの対話やフォーラムにて産業の革新と多様化、人材育成、専門知識と技術の共有、持続可能なエネルギー資源への移行などに関する議論を行いたいとの依頼を受け、今後も引き続きJJCと経済調整府との対話が調整される予定です。