西村あさひ法律事務所、町田弁護士、吉本弁護士、我妻弁護士のご協力を得て、「インドネシアの頻出法務リスク（契約入門編）」という題で、１０月２３日（水）にハイブリッドセミナーを開催しました。今回は基礎編– 契約のご説明をいただきまして、発展編- 契約の具体的な内容及びケーススタディーを紹介いたしました。

参加者から本セミナーに対して高い評価を得ており、「法律を体系的に説明して頂いた上に、各種細かな注意するべき法的ポイントを纏めて分かりやすくご説明頂けており大変有難かった。」「難しい法律の内容を分かりやすくまとめてあり、聞きやすかった。」などの意見をいただきました。

１０月１７日（木）にJJC経営労務専門家・PT JTRUST CONSULTING INDONESIAの長濱りょう氏を講師に「インドネシア労務アップデート～オムニバス法施行以降の労務・労働法の変更点」という題目で、JJC事務局会議室やオンラインセミナーを開催しました。長濱氏により、オムニバス法施行以降の労働法の改善点を紹介しました。また、本セミナーでもオムニバス法に対応した定年退職後の従業員の再雇用方法や新設ビザ、イミグレ問題の苦情・通報窓口設置に関する新決定、産休期間の延長、労務に関する最新情報等の説明を頂きました。

本セミナーは１７７名様にご参加いただき、「特に関心の高かったオムニバス法や母子福祉法をはじめとして、法令を読むだけではわからない、実際に必要となる対応などについて、理解を深めることができました。」との声も参加者から頂戴しました。

10月2日（水）にカーボンニュートラルタスクフォース全体会合（第５回）がハイブリッド形式で開催されました。

今回の会合では、経済産業省・環境省をお招きし、在インドネシア日系企業の皆様を対象にJCMの概要、JCMプロジェクト組成に向けた両省の取組をご説明いただきました。また、PwC浅井様、三菱総合研究所菊地様より、炭素市場構築に向けたインドネシア国内及びASEAN各国の最新状況等についてご説明いただきました。会合には、対面・オンライン合計で約100名が参加しました。

JJCは、日系企業と現地企業による脱炭素化への協力について、引き続き促進してまいります。

　９月２４日に人材開発研修会社のサイコムブレインズを講師に招き「異文化マネジメント～インドネシア人と日本人のギャップ分析・理解から インドネシア人のパフォーマンスを上げる～」という題目で、ウェビナーを開催しました。講師の勝氏とリンタン氏により、ホフステッドの6次元モデルを用いて、日本とインドネシア、また世界各国の価値観の傾向を丁寧にご説明いただきました。勝氏及びリンタン氏におかれましては、日本とインドネシアどちらの国でも活動経験があったため、的確な問題認識とそれに対しての対処法の説明をいただきました。

　本ウェビナーは124名様にご参加いただき、「日本、インドネシアのみならず、主要国を比較して、それぞれの見え方がことなる点を紹介いただけたのが、わかりやすかった。講師のご説明も聞きやすく、参加型のセミナーであることも、理解を高める助けになった。」との声も参加者から頂戴しました。